施設の生活
生きがい対策
◆小さな変化を積み重ねる◆
物事を長く続けるために必要なのは、毎日何がしかのやりがいを感じることです。最終的な目標を決めるだけでなく、それに向って毎日小さなゴールを決めておくことが大切です。「できそうなゴール」を「いくつか、細かく」決めて、一つずつクリアすることで達成感を味わいつつ、前進しているという手ごたえが得られるような支援を心がけています。 |
ユニットケアなどは、個別ケアを展開していく上で効果的な生活形態ですが、現状では構造的に大きな改修ができないため、創意工夫により個別ケアの展開につとめています。
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事前に計画して楽しみに待つ外出
| 帰省
| ゴールデンウィーク、お盆、お正月などを利用して、ご家庭への帰省を行なっています。
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グループ旅行
| グループに分かれて、テーマパークなどの見学を目的に一泊二日の旅行を実施しています。
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日常生活の中での外出
| 地域への買い物
| 生活の継続性の維持のため、月に一度外出の機会を提供しています。
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地域行事への参加
| 施設を地域の一員として捉え、施設と地域をつなげる支援環境を提供しています。
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日中活動支援
◆本人も周囲も「できたこと」を考える◆
目標を高く設定していると、毎日がんばっていても、その日にできたことを認めづらく、「結局できなかった」という気持ちになってしまいます。毎日の成果をカウントアップして、明日への励みにつなげる支援を心がけています。 |
利用者個々のニーズに合った活動の機会を提供すると共に、生活能力の向上に必要な支援を行っています。
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創作活動
| 障害者文化展に出展した貼り絵が、平成26年度山梨県障害者福祉協会理事長賞を受賞しました。
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機能向上
| 散歩や体操を通して身体機能の向上に努めています。
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外部の講師による指導や選択プログラムによる個別ニーズに沿った支援
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音楽活動
| 全利用者を対象に定期的に実施しています。
| <音楽活動の効果>
・音楽は社会的統合を促します。 ・音楽はコミュニケーションを促します。 ・音楽は感情表現を可能にします。 ・音楽は連想を引き起こします。 ・音楽には柔軟性があります。 | ||
選択プログラム
| アートセラピー
| フラワーセラピー
| アロマセラピー
| ダンス
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日 課
7:00
8:00 8:30 9:00 10:00 12:00 13:00 16:00
18:00 18:45 22:00 | 起床
朝食 衛生支援(歯みがきなど) 利用者ミーティング プログラム開始(日中活動支援ほか) 昼食・お昼休み 利用者ミーティング プログラム開始(入浴支援・日中活動支援ほか) おやつ 夕食 利用者ミーティング 就寝 |
食生活の充実
利用者の生涯にわたり尊厳の自己実現をめざすという観点にたち、多職種が協働して栄養ケア・マネジメントの体制づくりを行い、個々に最適な栄養ケアの提供に努めています。